体験学習の推進
生産等に関わる人達の努力と食への感謝の念を育む心を養い「食」の大切さを学ぶとともに「食」に関する意識を高め、望ましい食習慣の実現と健全な心身の成長及び豊かな人間性を育むことを目的に体験型の学習会を実施しています。
体験学習の出前講座
学校へ出向き、児童・生徒等を対象に総合的な学習の時間や特別活動を活用し、見る・触れる・体験する・食べる等を実感する出前講座を実施しています。
魚講習会(平成19年度から実施)
県内で漁獲される魚の種類・時期・主な漁法や漁業の課題との取組及び魚の栄養等の基本を学び、また、魚を見る・触る・おろすという体験を通して命の大切さを学ぶとともに生産等に関わる人達の努力や食への感謝の念を育む心を養い、食べることの意味と地場産物の正しい知識を習得するため実施しています。
竹輪を作ろう!講習会(平成20年度から実施)
竹輪や蒲鉾に加工される魚の種類や漁獲海域を知り、それらの魚を使用し加工したすり身から竹輪に変化していく過程を体験することにより、魚肉を使った加工食品の生産・流通等の成り立ちを学ぶとともに竹輪作り体験を通して、製造等に関わる人達の努力と食への感謝の念を育む心を養うため実施しています。
ごはん塾(平成21年度から実施)
食の欧米化に伴い、米が食卓に登場する機会が減ってきた今、国内で唯一自給が可能な「米」を見直し、「米」を通じて生産等に関わる人たちの努力と食への感謝の念を育む心を養い、「食」の大切さを学ぶとともに、今後の食生活のあり方や農業の役割などについて考え、ごはん食のすばらしさや、食生活習慣の大切さを再認識する。また、兵庫県立考古博物館の協力により、古代火おこし体験も同時に実施しています。
手作り豆腐講習会(平成30年度から実施)
県産大豆を使用して、大豆から豆腐になる工程を自らの力で体験し、大豆の生産流通や大豆製品について学ぶとともに、物作りの楽しさ・難しさを体験し製造等に関わる人達の努力と食への感謝の念を育む心を養うため実施しています。
令和5年度 みそ作り教室
「みそ」について、色・味・香り等みその魅力や製造過程等を学ぶとともに、自らがみそ作りを体験することで、物作りの楽しさや難しさに気づき、製造等に携わる人達の努力と食への感謝の念を育む心を養います。
もぅ~もぅ~スクール(酪農搾乳体験)(令和5年度から実施)
牛乳・乳製品ができるまでを楽しく学習し、児 童・生徒が実際に乳牛の模型を用いた搾乳体験することで牛乳や乳製品についての理解と普及充実を行います。