食品検査

  • 学校給食用製パン・炊飯委託工場の拭き取り検査及び異物混入等クレームに関する検査を行い、安全・良質な学校給食用物資の供給を図っています。
  • 学校給食用玄米、小麦粉等の残留農薬検査や玄米のDNA鑑定、一般物資の放射性物質検査や食物アレルゲン検査等を外部検査機関に委託し、より安全な物資の供給に努めています。
  • 市町等の要望に応じて、市町等が独自に調達した学校給食用物資から発見された異物及び食品衛生に関する検査を実施しています。

食品検査

検査内容 実施日 検査対象
外注検査(残留農薬検査) 年3回 パン用小麦粉、玄米
外注検査(DNA鑑定) 年3回 玄米
外注検査(カドミウム分析) 年3回 玄米
外注検査(精米の品位分析、鮮度判定) 年3回 精米
外注検査(放射性物質検査) 不定期 一般物資
外注検査(食物アレルゲン検査) 不定期 一般物資
外注検査(学校給食用小麦粉検定) 月1回 パン用小麦粉
所内検査(製パン・炊飯委託工場等の調査) 随時 製パン・炊飯委託工場
所内検査(市町からの依頼検査) 随時 学校、共同調理場等

検査の内容と目的

自主検査

当センターの検査室においておこなう所内検査と、外部の公的機関に依頼して実施する外注検査があります。

1 所内検査

当センター取扱い物資、学校給食用製パン・炊飯委託工場の拭取り検査及びクレーム・異物混入に関して検査を実施しています。

  1. 取扱い物資の衛生検査
    当センターが取扱う物資の安全性を確認しています。
  2. 学校給食用製パン・炊飯委託工場拭取り検査
    学校給食用製パン・炊飯委託工場の衛生状態を確認し、委託工場営業者等の衛生意識の向上を図っています。
  3. クレーム・異物混入に関する検査
    当センターの取扱う物資(主にパン・米飯)に混入した異物を考察しています。

2 外注検査

当センターにおいて検査することが難しいものについて、外部の公的検査機関に依頼して検査を実施しています。

  1. 残留農薬検査
    食品中に残留している農薬が関係法令に適合しているかを確認しています。
  2. DNA鑑定
    米の銘柄を特定しています。
  3. カドミウム分析
    玄米に含まれるカドミウムの残留量が関係法令に適合しているかを確認しています。
  4. 精米の品位分析、鮮度判定
    米の品位等を明確にすることで、米の品質を確認しています。
  5. 放射性物質検査
    当センターが取扱う物資のうち、原子力対策本部から計画的な検査要請がある自治体(下記17都県)を産地とする農畜水産物及びその農畜水産物を主たる原材料とする加工品について、その放射性物質が関係法令に適合しているかを確認しています。

    【原子力災害対策本部から計画的な検査要請がある自治体】
    福島県、茨城県、栃木県、群馬県、宮城県、山形県、新潟県、長野県、埼玉県、千葉県、東京都、青森県、秋田県、岩手県、静岡県、神奈川県、山梨県

  6. 食物アレルゲン検査
    食品中のアレルギー原因物質の混入を確認しています。

依頼検査

市町等の依頼に応じ、品質確認等を行う資料の参考として、以下の検査を実施しています。

  1. 細菌検査
    市町等が独自に調達した学校給食用物資及び市町が学校・共同調理場等で調理した食品の衛生状態を確認しています。
  2. 異物検査
    学校等において調理中、喫食中に見つかった異物(当センターの取扱い以外の物資)について、学校給食の充実を図る一環として検査を実施しています。